本文へスキップ

信州大学工学部 環境機能工学科/機械システム工学科 流体制御研究室

研究室概要ABOUT us

はじめに

 本研究室では,「創エネルギー」「省エネルギー」をテーマとした研究開発による社会貢献を目指しています。現在、以下のテーマを実施中です。

1.用水路落差工や砂防堰堤等向け開放型貫流水車の開発
2.用水路落差工で発電するプロペラ水車の開発
3.流込式水力発電に適用する低コストクロスフロー水車の開発
4.上水道の極低比速度地点向け衝動タービンの開発
5.水車導水部の遠心力不安定性に起因する波状流れの解明と対策
6.小水力発電用除塵装置の開発
7.自動車用トルクコンバータの内部流れに関する研究
8.アクアドライブシステム(ADS)用高効率水圧変換装置(ACA)の特性評価
9.水圧用流量制御弁におけるキャビテーション現象の評価と対策
10.空気圧を利用した非接触搬送装置内部の旋回流不安定性の予測と対策
11.亜音速,超音速噴流の流れ特性の解明と制御

【在学生のみなさん】

 ものづくりが好きでコツコツと取り組める人、流体工学を通して社会に貢献したい人を歓迎します。出口(実用化)に近いところを研究対象としていますので、成果が社会に直結することも多くあります。国内外の大学や企業との交流を積極的におこなっており、多くのことを経験できる研究室です。

【企業,外部の方】
 水車、ポンプ等の流体機械、水圧、空気圧機器等に関して、流動現象の見える化、性能改善を実験とシミュレーションから取り組んでいます。様々なテーマで産学官共同での研究を実施中です。何かございましたら右側の連絡先までお気軽にご相談ください。本ページ下部にアクセス情報(地図)があります。


流体機械に関する研究 Fluid machinery,Eco-friendly hydraulic turbine, Torque converter
担当学生:後藤、塩原、石橋、鴨田、森、吉田

【滝用水車】多様な小規模水力の形態の一つである、農業用水路等の極低落差に適用可能な発電用の小型水車です。水路壁面を利用して取り付けることができ、耕造が単純であるため、メンテナンス性・経済性に優れ、環境負荷も少ない。室内に設置した人工の滝による基礎実験、実証試験、実用化まで幅広く実施しています。
【浅速流用水車】浅流河川や”せき”開口部からの浅速流に適用可能な発電用の小型水車です。下掛けの衝動タイプであり,タービン下部のブレードのみが水没します。付帯設備がほとんど不要であり,設置時の環境負荷が小さいことが特長です。室内実験では、人工河川を利用して基礎実験を行っています。須坂市米子地区等での実証試験を実施しています。
 【自動車用トルクコンバータの内部流れに関する研究】トルクコンバータは自動車の走行性能を大きく支配する重要な構成要素の一つです。その内部流動現象は複雑な3次元流れであり,実験的アプローチによる検討は極めて難しいです。そのため、数値流体力学(コンピュータシミュレーション)による流動現象の解明と流れ場の最適化に取り組んでいます。
 

噴流現象の計測・制御 Jet flow phenomenon
担当学生:渡辺、石橋、森

【空力騒音の抑制】二次元噴流が、その中心線上に置いた「くさび」に衝突すると、噴流の中心線に対して直角方向に振動します。この現象(発振)は、作動流体が気体の場合には音響を伴うことから、エッジトーン発振現象として知られています。この発振現象は、騒音や振動、および金属疲労の原因となり、この現象の制御方法の確立は工学上重要です。本研究では、流れ場の速度測定や可視化計測により空力騒音の発生機構の解明を目指しています。
【自由噴流中の渦構造の解明】自由噴流では、せん断層がkelvin-Helmholtz 不安定性により波打ち、さらにロールアップすることで渦が形成します。この渦の挙動は噴流の流れ特性を支配しています。本研究では、せん断層に人工的な攪乱を導入することにより、大規模構造の発生を制御し混合拡散特性を変化させており、その際の流れ特性と噴流中の渦構造との関連を解明しようとしています。特に、LIF(レーザー誘起蛍光法)による可視化と、画像処理技術を組み合わせることにより、噴流中の三次元渦構造の詳細を捉えようとしています。
 

水圧、空気圧利用機器の開発 等 Fluid power system, Flow measurement & Control, Pneumatics, Water hydraulics
担当学生:高橋、渡辺、森、吉田

【空気旋回流を利用した非接触搬送装置】半導体ウェハやガラス基板などの製造過程において、安定した搬送能力を持つ非接触搬送方式の実現が望まれています。ここでは、空気旋回流の中心に生じる負圧を利用して被搬送物を非接触で把持するボルテックス・カップについて研究しています。空気を利用するため、熱や静電気が発生しないことも特徴です。吸引性能とカップ内の流動現象との関係に着目して、より安定した搬送性能の実現を目指しています。
【アクアドライブシステム(ADS)用アクティブチャージアキュムレータ(ACA)の開発】安心・安全・衛生が求められる製造ラインでは、水圧で機械を動かすADSの利用が進められています。単に油圧や空気圧を水に置き換えるという・ュ想ではありません。水道配管網の圧力から油圧の圧力レベルまでをカバーする、新しい視点で水を利用して力を生み出す駆動システムです。ここではADSで使用する高効率圧力変換装置(ACA)の特性評価をおこなっています。
  
【濃度自動制御システムと張力による弾性体の劣化評価】希釈法を用いたガス濃度自動制御システムを開発しています。また、ノズルーフラッパ機構を用いることで弾性体の張力を空気圧で測定できる装置を開発しました。これまでに、空気圧回路で使用されるゴム製パッキンのオゾンによる劣化状況の調査に適用しました。空気の圧力のみで弾性体の張力が測定できることが特徴です。低濃度のオゾン空気を長時間にわたり安定的に発生することが可能です。
 

アクセスACCESS

長野駅東口を出て、南へ徒歩約20分です。
バスは下の地図にある川中島バスと長野電鉄バスをご利用ください。
教員室はW3棟1階107室、実験室はW9棟(キャンパス北西端)の玄関を入って正面の部屋です。




information

流体制御研究室

〒380-8553
長野市若里4-17-1
MAIL.shouiio(at)shinshu-u.ac.jp
(at)を@に換えてください
TEL/FAX.026-269-5130(直通)